最年少合格者対談

2017年度公認会計士試験 最年少(19歳)合格者の
寺田瑞貴さんと高橋佑維さんお二人にお話を伺いました。

公認会計士を目指した切っ掛けは…

  • 私は、高校1年の春休みに、「何かやること無いかな」とネット検索したことが、会計士との最初の出会いになりました。多数の資格がある中で、内容に興味がわいたことから、自宅近くにあった大原 町田校に相談に行きました。講師の方と話をしたことでさらに興味が強くなり、目指すことに決めました。高橋さんはどのようなことが切っ掛けになったのですか?
  • そうですね、私は部活の先輩が公認会計士に合格したことを高校2年の冬に知ったことが切っ掛けです。高校の先生に会計士のことについて質問したところ、「とても良い資格だよ」と進められ、頑張れば受かる試験なんだと思ったこともあり、勉強することに決めました。そして、会計士を目指すなら簿記の勉強もしっかりしなければと考え、高校2年の6月に2級、11月に1級と進み、高校3年の冬から本格的に会計士の勉強をスタートしました。寺田さんはずいぶん早くにスタートされたようですが、迷いはなかったのですか?
  • 大学生になってからでも良いとも思いました。でも、「やろう!」と思ったときに始めるのが一番だと思い、すぐに行動することにしました。高橋さんも高校から始められたのですね。大変なことは無かったですか?
  • 大変なことと言うよりも、高校から始めたことで良かったことがあります。会計士を勉強する大学生の人たちと仲良くなれたことです。私は大学の附属校でしたので、入学を予定している大学の先輩から実際の大学生活について教えていただきました。そのため入学前からイメージすることができましたし、入学の不安が無くなり、会計士受験の勉強も順調に進めることができました。
  • 良かったですね。私の場合は、周囲の会計士受験生の皆さんが社会人が多く大学生の知り合いを作ることはできませんでした。そのため、一人で勉強をコツコツ進めていくことに集中しました。でも、その分講師の方とコミュニケーションを多く取ることもできたので、勉強のやる気は落ちることなく進められました。

大原で正解、面倒見の良さと教材…

  • 高橋さんは大原のどこに魅力を感じ、選んだのでしょうか?そのポイントはどこでしたか?
  •  2つの安心感からです。1つは先輩が大原を選んでいたからです。公認会計士に合格した先輩たちが、大原で勉強していたこともあり、安心できました。そして、もう一つは「面倒見の良さ」です。色々な方に大原の講師は、親身に対応してくれると聞き、自分のペースが乱れるような場合があっても安心できる環境と思ったことからです。勉強を進める上で、安心できる材料が揃っていることが決め手です。
    寺田さんはどうですか?会計士についての相談をするのに、なぜ大原を選んだのでしょうか?
  • 私は自宅の近くで勉強したいという思いがありました。その上で、町田に校舎があることは重要なことでした。町田には他のスクールもありましたが、大原は合格者数・規模など多くの面で信頼できるスクールだと感じていたことから、大原で相談することにしました。実際に担当の先生にお会いして、安心して勉強できると思い、すぐに決断しました。
  • そうなのですね。でも、勉強を始めると、色々な予備校の情報が入るようになってきますよね?私も友人等から聞いた話で、大原を選んで良かったと思いました。特に私は「規模の大きさ」と「そこで勉強するメリット」を実感しました。大原の答練は、成績が校舎毎に偏差値を出すのではなく、全国規模で自分の状況を判断できるので、勉強する目安が明確で安心でした。
  • 私も友人から他の予備校の情報なども聞くことがあります。私が感じたのは、教材がどこよりもコンパクトにまとまっているということでした。他校に通う友人から聞き、量の多さに驚きました。大原のテキストは、単に薄いのではなく、解りやすくそして使いやすい点も良かったと思います。

早期に合格できたことで多くのことにチャレンジできる!

  • ところで、最年少合格したことで良かったと感じることはありますか?
  • 会計士受験について、良く知らなかったため、今回最年少合格となったことに、驚きました。高橋さんは先輩から聞く等ご存知でしたか?
  • はい。多くの方は大学に入学してから勉強をはじめ、大学3年位に合格できるよう目指していることは聞いていました。でも私は、『大学に入ったら大学生らしい生活がしたい!』という思いもあったので、最年少というより大学2年で合格できたことはとても良かったですね。本当にやりたいことがたくさんあるので(笑)。
  • そうですね。ちょうど今、大学の友人達が頑張っていますからね。早くに合格したことで、残る大学生としての時間は長くなりますね。
  • 就職活動もすぐに終わるのも良いですよね。
  • はい。最初、私は大学1年で就職活動をすること自体が迷惑を掛けることになるのではないかと思っていました。そこで、将来のことを考える切っ掛けとして、情報収集するつもりで試験後の説明会に参加をしたのです。実際に参加して、色々な方からお話を伺い徐々に就職に対する考え方が変わりました。結果として合格発表後に、試験後の説明会等で興味を持った大手監査法人に入ることに決めました。
  • 私は論文式試験前から情報収集を始めました。大手だけではなく様々な規模の監査法人を回り、たくさんのスタッフの皆さんと話をさせていただきました。試験後から本格的な就職活動をする中で、将来への不安があった私へ、親身にアドバイスいただいた方がいらっしゃる監査法人に入ることに決めました。今は監査法人に非常勤として勤務もさせていただいています。
  • 私はまだ非常勤での勤務はしていないのですが、どのような感じで働いているのでしょうか?
  • そうですね。自分の時間があるときに、お願いをしてメンバーに入れていただいています。例えば、春休みのように、時間のあるときを中心に勤務させていただいています。大学が始まってからも、休暇等時間ができたときに担当者へ相談をして、業務を入れていただいている状況です。大学生でも安心して仕事ができる点はとてもありがたく、感謝しています。
  • 希望に合わせていただくことができるのは本当にありがたいですね。今後のプランを考える上でも安心ですね。
  • 実際に、監査法人の方からは非常勤で働く以外にも、多くのことを経験するよう勧められています。本来の学生としての生活も含めて経験して欲しいということでした。
  • 大学生活も重要なのですね。早く合格できたことをしっかり活かして行きたいですね。私も今後は国内外の旅行を通じて様々な文化に触れて行きたいですね。
  • 私も色々な国を旅したいと思っています。そして他にも色々とやりたいことがあるのですが、中でも卒業後に1年間の留学することは実現させたい計画です。普通の大学生であれば、内定先に就職するなど多くの制約があるため、できないこ とが多いのですが、監査法人はこうしたケースにも対応いただけるので助かります。社会にでるまでに色々なことを経験したいですね。

会計士を目指す方へメッセージを

  • 様々な年代の方と出会い、仲良くなれたり切磋琢磨していける環境に身を置いたことでできた経験は他では出来ないものです。資格の魅力はもちろんですが、受験勉強期間も有意義な時間となります。ぜひ、興味のある方は頑張ってください。
  • 興味があるならば、悩まず飛び込んでみると良いと思います。やる気があるときは、勢いよく走ることができます。ぜひ迷うなら勇気を持って飛び込み走り抜けてください。