【新連載】
「若者に広がるNISA貧乏…その問題点は?」
FPコラム始まります!

FPゆるっとコラム~人生100年時代のヒント~連載開始
2026/06/26(金)
コラム

皆さん、こんにちは。
資格の大原FP講座担当です。

このコラムでは、昨今話題になっているお金のテーマについて紹介していきたいと思います。
世の中、お金にまつわる情報があふれかえっていると思いませんか?
さまざまな話題をこれから分かりやすくどんどん紹介していきたいと思います!
いよいよ第1回目のスタートです!

さて、今回のテーマは「若者に広がるNISA貧乏。その問題点は?」です。若い世代を中心に増えていると言われる「NISA貧乏」についてお話ししたいと思います。

「NISA貧乏」とは!?

そもそもNISAとは「少額投資非課税制度」と言い、投資で得た利益や配当が非課税になる仕組みで、長期的な資産形成を支援するための制度です。そして「NISA貧乏」とは、将来への不安からNISAでの投資を最優先するあまり、日々の生活費や交際費、自己投資まで極端に切り詰め、結果として日常生活が困窮したり、精神的なゆとりを失ったりする状態を指す言葉です。

この言葉自体は、新NISAが始まった2024年にはもう生まれていたと言われていますが、今年の春にこのNISA貧乏について国会で答弁されたことで話題になりました。本来、投資は余裕資金で行うのが前提ですが、「満額入れないと損、毎月積み立て続けるべき」という心理が強まり、家計の余力を超えた投資をしてしまう人が増えているとのことです。

ムリなくバランスよく!

特に20代から30代の若い世代で、趣味や友人との交際など、若いうちにしかできない経験への出費まで削ってしまうことが問題とされているようです。NISAは長期的な資産形成を支える優れた制度ですが、満額入れなければ意味がない制度ではありませんから、制度のメリットを生かしつつ、日々の生活の安定を最優先にするバランス感覚を持って、無理のない範囲で長く続けることが大切だと思います。

そのためには、積立額を手取り金額の10%から15%程度に抑えること、生活防衛資金を3ヶ月から6ヶ月分確保すること、そしてライフステージに応じて積立額を柔軟に見直すことが重要です。なお、今回はNISA貧乏についてお話しましたが、NISA貧乏が若年層の間で広く問題となっているという具体的な兆候は、貯蓄額や投資額に関するマクロの統計からは確認できないようですので、実際にはごく一部の極端な事例に過ぎないのかもしれません。

このコラムでは、これからもお金の話題を、一歩ずつ分かりやすくお届けしていきます。
「もう少し踏み込んで知りたい」「あの件はどうなんだろう?」と疑問が生まれましたら、それが「学びどき」です。
大原のファイナンシャル・プランナー講座は学生から社会人、シニアの方まで、幅広い世代の「知りたい!」に応える講座です。
ぜひ新しい一歩を一緒に踏み出してみませんか。

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