【Vol.5】(後編)
出題範囲の改定も怖くない!大原と乗り切る簿記試験の最新トレンド

コラム | 簿記のトビラ - 広報ログ。 - | 連載開始
2026/06/30(火)
コラム

こんにちは!資格の大原広報部です。

早いもので6月も今日で終わりです。紫陽花の季節から、少しずつ初夏の強い日差しが感じられるようになってきましたが、体調など崩されていませんか?
季節の移り変わりと同じように、簿記の試験範囲も今、大きな変化のときを迎えています。
それでは、前回(Vol.4)の続きとなる「出題範囲の改定」というお話の後編をスタートしていきましょう!

(前編からの続き)
時代のアナログの象徴とも言えた「手形取引」が試験から除外される一方で、2027年度からの新しい簿記3級には、現代のビジネスシーンを反映した新しい論点がしっかりと組み込まれます。

「今の時代に当たり前」の取引と、一歩進んだ基礎知識

これからの試験では、手形が姿を消す代わりに、スマホ決済やクレジットカード、ネット銀行を使った「クレジット売掛金」などのデジタルな取引が、より明確に試験へ盛り込まれます。また、今までは2級レベルとされていた内容も一部降りてきます。「定率法」という少し複雑な減価償却の計算や、会社のパソコンや車両を廃棄したときの処理などが3級の範囲に加わります。これにより、3級のボリュームが増えてやや難しくなるかもしれません。しかしこれは、「今の時代、これくらいは基礎知識としては知っておいてほしい」という社会からのメッセージと受け止めましょう。経理ソフトが代わりに自動で計算してくれる時代だからこそ、ヒトはもう一歩進んだ数字の仕組み(なぜその数字になるのか)を理解しておく必要がある、ということですね。

今すぐ始めるべき理由

これから簿記の資格を取ろうと考えている方が気になるのは、「2027年の新制度を待つべきか、今受けるべきか」という点でしょう。結論から言うと、「迷っているなら今すぐ始める」ことをおすすめします。
当然ながら2027年対策のテキストや出題の傾向もごっそり入れ替わります。新制度になって試験傾向が安定しない中でバタバタするよりも、現在の慣れ親しんだ教材と対策ノウハウが使えるうちにサクッと合格してしまうのが、一番効率が良いと言えます。いつでもサクッと受験できるネット試験は利便性高いですよ!

簿記は「ビジネスの共通言語」と言われており、今後もビジネスに直結する形へアップデートされていくと思います。時代に取り残されないためにも、まずは現行の試験に向けて、最初の一歩を踏み出してみませんか?

●次回もお楽しみに!