【消防官採用試験】2023年度合格者インタビュー!
~千葉エリア(千葉校・津田沼校・柏校)編

特集

2023年度消防官採用試験合格者にインタビューしました

インタビューアー:増田 徹(千葉エリア[千葉校・津田沼校・柏校]専任講師)

今回、2023年度の消防官採用試験で見事合格を勝ち取った栗原さん(左:東京消防庁内定)・田中さん(右:千葉市消防局内定)にお話を伺います。

2023年の消防官採用試験の合格おめでとうございます!

千葉エリア内の校舎で見事合格を勝ち取っていただき、有難うございます。各校の代表として受験について色々と話を聞かせてもらいたいのですが、これから公務員を目指していく後輩の皆さんに向けて忌憚ないお話をしてもらえれば幸いです。

  

Q.消防士を目指した理由や受験先をどのように決めたか教えてください。

栗原:東日本大震災がきっかけで、消防官になりたいと憧れをもちました。救命士の資格取得ができる大学を選んで、資格を活かせる仕事として選んでいました。特に東京消防庁に憧れがありました。実際には他の市役所消防のほか、警察官や自衛隊も受験もしました。

田中:自分も救命士の勉強を大学でしていますが、毎月行われる大原のクラスセミナーで前年の受験日程を教えてくれたのを参考に受験先を決めていきました。実際に市役所の消防は自分で連絡を入れて見学をさせていただいて受験先を決める参考にしていました。

   

Q.消防士をはじめとした1次試験対策についてお伺いいたします。受験期が近づくにつれてどのような科目に力を入れて取り組んだり、対策として工夫したことなどがあれば教えてください。

栗原:大学2年生から大原での学習を始めていたので、学習自体は順調に進んでいましたが、直前期には受験に必要な数的処理のほか、社会科学・人文科学・自然科学も含めてすべての科目について大原の実戦問題集を中心に問題を解くようにしていました。また、大原の受講生であればWeb問題集を利用することができるので、行政春向けレベルの数的処理のWeb問題集を使って解くようにもしていました。

田中:自分は文章理解が苦手だったので、毎日3問ずつ解くようにしていました。特に苦手科目であっても実戦問題集を最低限は解くようにして、すべての科目の学習をするように心がけていました。年が明けてからは空いている時間は勉強にすべて使ったと言えるくらいに勉強に専念していました。

   

 

Q.振り返って、1次試験対策で重視した方がよかったと思える科目はどの科目になりますか?

栗原:政治・経済・社会については学習の負担もそれほどではないので、しっかりと解けるように対策を練った方がよいと思います。日本史・世界史・化学などもやっておくべきと思います。

田中:数的処理はもちろんですが、やっぱり政治・経済・社会も大原の実戦問題集を見回すようにしていくことが必要だと思います。

Q.本番の試験での時間配分などで工夫したことはありますか?

栗原:数的処理2・文章理解1・その他の科目1といった割合の時間配分で臨んでいました。

田中:一般知識系を20分程度やり、残りの時間を数的処理と文章理解に使うようにしていました。

 

Q.実際に受験をすると論作文が出ることが多かったと思いますが、どのように対策をしていましたか?

栗原:大原では論作文対策講義を受けると添削をしてもらうことができるので、それを利用していました。論作文の苦手意識があるので、添削はかなり行ってもらいました。また、各自治体のHPや日頃のニュースなどで情報を収集するようにしていました。

田中:論作文では様々なことを知っていないと書けないことがあるので、HPや統計、年報や白書のようなの、自治体の重点計画などを見るようにしていました。

   

Q.面接試験本番で感じたことなどがあれば聞かせてください。

栗原:警視庁の受験の際に、質問内容が他の試験と比べると異質で、「友達の名前と漢字で書くと」とか、「100万円あったら何に使いますか」といった意図の分からない質問もされてびっくりしました。東京消防庁では、「都民が消防に求めているもの」を聞かれるといったこともあるので、日ごろから問題意識をもっておかないといけないと思いました。

田中:千葉市では地域のことや千葉市の良いところなどを質問されたので、しっかりと受験先の自治体について知っておかないといけないと思いました。また、東京消防庁では「自分を動物に例えると」とかを聞かれたのも少し戸惑いました。

  

Q.大原での面接練習と本番の面接での違いや、面接練習が本番で役立ったことなどがあれば教えてください。

栗原:面接練習で質問されたことなどで、想定質問をしっかりと準備ができたので本番でほとんど苦労しなくて良かった

田中:練習の際に、色々と講師と話をすることで、面接本番に向けて何を準備したり、調べて行ったりするとよいかのきっかけになったので、とても良かった。

   

Q.大原での受講を振り返ってみて感想を聞かせてください?

栗原:模擬試験が多く用意されており、自分の立ち位置がはっきりするので、独学に比べてモチベーションの向上にもつながり良いと思います。また、学習相談や面接練習など、フォローも充実していて、学習サービスに満足しています。

田中:高校まで部活動を頑張っていて、勉強面での頑張りがほとんどできなかったので、大学に入ってから勉強面を頑張ろうという気持ちでここまで望んできました。大原の講座を受講してからは、実際に講師と話をすることで、何を準備するのかのアドバイスをもらうことができるのでとても良かったです。

~栗原さん・田中さん、お忙しいところお時間をいただき、また、貴重なお話を聞かせてくださり有難うございました。今後の消防官としてのご活躍を楽しみしております!!

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