公務員合格者インタビュー(現役合格編)

特集

大熊 凌平 さん (駒澤大学 法学部)

最終合格先:さいたま市(行政事務A)、裁判所一般職

演習が充実しているので、苦手項目の把握がしやすかった。

 最初は分からないことが多く、とても不安でしたが、講師の方々が親身に相談に乗ってくださり、不安を解消した状態で対策をすることができました。

 カリキュラムで良かった点は、択一演習などのアウトプット作業で苦手項目の発見や対策を効率良く行うことができたことです。それにより自信がついたり苦手項目をピンポイントで対策することができました。

 面接練習では、一人一人の講師の方から違った視点でアドバイスを頂けたのが大きかったです。今まで気づかなかった課題や癖にも気づくことができ、早期に対策することができました。

 毎月1回実施されるクラスセミナーでは、自分に必要な情報を早期に入手でき、対策がしやすかったです。試験への心構えができたことで安心できました。

武井 椋亮 さん (流通経済大学 法学部)

最終合格先:東京特別区Ⅰ類

2年合格コースなら数的処理を2年次までに終わらせて、3年次は専門科目に専念できる。

 私は公務員2年合格コースを受講しました。数的処理を大学2年生のうちに受講することができたので、他の受験生よりも先に進めていることに強い安心感がありました。これは自身のモチベーションアップにつながりました。

 法律科目担当の講師は、日常的な言葉に嚙み砕いて説明してくださったので、講義自体が堅い雰囲気にならず受講しやすかったです。

 経済科目の教材は、他の教材よりも細かく説明されていますので、応用問題にも柔軟に対応することができました。問題演習の解説も分かりやすく、非常に良かったです。

 面接練習は複数の講師が担当してくださりました。様々な視点や考え方をお持ちでしたので、本番はどんな面接官でも対応できるという自信がつきました。また、面接練習でのアドバイスはとても的確だと感じました。

担任より一言(大宮校専任講師:中村郁夫)

公務員試験が受験しやすくなりました。専門科目に不安のある方でも大丈夫です!

 近年、公務員試験の制度変更が進んでおり、以前よりも受験がしやすくなっています。2024年の国家公務員試験では、教養試験(多肢選択式)の出題数が40題から30題に減りました。2025年からはさらなる変更が公表されています。

 まず、裁判所職員採用試験の一般職(大卒程度区分)では、「憲法」の出題形式について変更があり、記述式が廃止され多肢選択式のみとなります。さらに、専門試験(多肢選択式)の選択科目に変更があり、これまでの「刑法」と「経済理論」に加え「行政法」も選択可能になります。また、国税専門官試験についても専門試験(多肢選択式)の科目選択方式が見直され、必須科目が16題から4題に減ります。そして、一般職試験(大卒程度)では、専門試験を課さない「教養区分」が新設されます。

 地方公務員試験も受験がしやすくなっています。近年は適性検査方式(SPI3)を導入する自治体が増えてきました。一次試験の負担が減るため、二次試験(人物試験)対策に十分な時間を割けるようになりますね。

 

<講師プロフィール>

 公務員講座と民間企業就職対策を15年、簿記講座と税理士講座(簿記論・財務諸表論)を16年担当。現在は公務員講座専任講師として大宮校クラス担任のほか、数的処理と会計学を担当。

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