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インタビュアー:神崎 勝一郎(町田校公務員講座 専任講師)
『市役所に強い町田校』で公務員試験に合格いただいた皆様をお招きしてのインタビュー。本日は岡本 歩乃花さんと渡辺 美帆さんのお二人にお越し頂きました。
岡本さんと渡辺さん、この度は合格おめでとうございます! 公務員受験をお考えの皆様へ、お二人の経験を色々とお伝えいただけましたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
Q.大原町田校で学んで良かったことを教えてください。
岡本さん:毎月のクラスセミナーはモチベーションの維持に効果抜群でした。参加すると、これだけ沢山の人が公務員試験に向けて頑張っているんだと認識することができ、自分自身もっと頑張ろうと思えていました。また、自分で始めることが難しい自己分析や志望理由の書き方やきっかけをくださったのもクラスセミナーでした。とにかく過去の自分がどのようなことにどのような動機を持って取り組んできたか、自分と見つめ合う時間を多く取ってくださったことは確実にエントリーシートや面接に活きていると感じました。
渡辺さん:特に、町田校の講師の皆さんと出会えたことです。本試験中も、すぐに時間を作って不安や悩みを聞いてくださったり、相談に乗ってくださったりしました。また、先生方は負の感情対して、共感と的確なアドバイスをくださったので、すぐに前向きな気持ちになり、勉強や試験に集中して臨むことができました。
Q.学校生活と受験勉強の両立方法を教えてください。
岡本さん:とにかくスケジュール管理を徹底することです。私は大学4年生の前期は週に3回大学に通っており、周りの公務員受験生よりも勉強や面接対策に後れを取っていました。そのため勉強計画のゴールを短めに設定しこまめに振り返りを行ったり、To doリストを作成して優先順位ごとに課題や勉強をこなしたりなどの工夫を行いました。私はスキマ時間を活用するという方法は苦手だったため、通学の電車では好きな音楽を聴き、家ではTo doリストに沿って計画を進めていくというようにメリハリを心がけていました。
渡辺さん:基本的には、学校を卒業しなければ元も子もないので、大学の勉強や課題を優先にしていました。しかし、大原の授業は休まないことを前提として、課題と勉強のスケジューリングをしていました。特に、中間や期末の時期は逆に公務員試験の勉強をしたくなるくらい、大学の課題に追われていたので、集中して短時間で大学の課題が終わるように意識していました。
Q.お二人とも市役所に合格されましたが、そもそもなぜ市役所を目指そうと思ったのですか。
岡本さん:最初は漠然と多くの人のためになる仕事をしたいと考えていました。職業選択の中で、どの仕事でも少なからず近くに住んでいる人に影響を及ぼし、また住民との距離が近い市役所職員を志望しました。自治体のホームページや配布資料などに目を通し、市役所での仕事を知っていくうちに市役所職員になりたい気持ちが強くなりました。好奇心の強い私にとって、数年ごとの部署異動も非常に魅力的にうつりました。何年経っても学び続けることのできる環境に身を置きたいと思ったことも市役所職員を目指した大きな理由でした。
渡辺さん:元々、まちづくりに興味があったので、様々な仕事からまちづくりに関わることができる公務員を目指そうと思いました。また、目指した時は大学1年生だったのですが、「市役所=地元」というイメージが強く、ずっと地元で働くことができるし、家からも近いので最高だと思っていた部分もありました。
Q.公務員の学習をスタートする上で『こういう気持ちでスタートしたら良い』というおすすめポイントを教えてください。
岡本さん:私はどのような気持ちでスタートしたのだろう…と考えてみたのですが、今思うととにかく自分との約束を守る!という曖昧なものでした。どちらかというと受験の現実味がわいてきてから覚悟を決めたという言い方が近いような気がします。どうして公務員になりたいのか、公務員になってどのように貢献したいのかなどを定期的に思い返すのが大切だと思います。
渡辺さん:「新しいことにワクワクする気持ち」でスタートしたらよいと思います。公務員試験は大変だしやることもたくさんあるけど、時間をかけて必死に頑張り何かをつかみ取るという経験ができたことは、学生最後の良い思い出になりました。本試験が近づくにつれて、必ず不安や恐怖の感情が生まれてくるので、最初は新しい世界に踏み出すようなワクワクした気持ちでスタートすると良いと思います。
Q.公務員転職を目指す人へのアドバイスをお願いします。
岡本さん:今まで沢山勉強や自己分析を頑張ってされてきたと思います。自分を追い詰めすぎずに、調子が悪い日にはしっかり休んでほしいです。気分が乗らない日には街歩きがおすすめです。(神崎先生の受け売りです♪)受験予定の自治体近くのおいしいご飯やさんなどインスタグラムで探してみると楽しいですよ。がっつり勉強できるぞ!という日には勉強する教科を変えてリフレッシュしながら、おやつなどでしっかり息抜きもしてください。自分自身は筆記試験で何度も選考落ちして悔しい思いをしています…。みなさんは私みたいにならないでくださいね、反面教師です!!面接では今まで自分が頑張ったこと、うまくいかなかったことから自分の趣味など、素直に面接官の方々に話してみてください。自分自身が心を開いていれば、面接官の方々も色々興味を持って質問をしてくださるように感じました!メイクや髪型はほぼいつも通りで大丈夫でした。大きなラメや過度に明るい髪でなければ心配しなくていいと思いました。自分で自信を持てる姿で面接に向かってください!今は終わりが見えないような気がしてしまうかもしれませんが、目標を見失わなければ絶対に大丈夫です。大原の先生方がついています!頑張ってください。
渡辺さん:市役所では、市民の方の生活や人生を守り支えることが使命だから、市民の方の声を聞き、対話を通じて一人ひとりの人生に寄り添うことが大切だと思います。そのため、普段の生活で傾聴力を養うとよいと思います。また、行政の関わる社会問題に敏感になり、どのようにすれば問題を解決できるのかを考えてみる習慣をつけると、面接でも市役所の職員になったあとでも役に立つのではないかと思います。
神崎:本日は、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。岡本さん、渡辺さんの今後のご活躍をお祈りしています。