令和4年税理士試験官報合格
特別インタビュー -1-

特集

Q1.合格された5科目の内容は?

大学4年生から勉強を始めて、1年目は簿記論・財務諸表論、2年目は相続税法、3年目は法人税法・固定資産税を受験し、合格しました。
 
 
 

Q2.官報合格の瞬間、どのような気持ちでしたか?

朝、上司から「官報おめでとう」と連絡が来て「本当ですか?」と聞いたら、官報に名前が載っているスクショの画面を送ってくれて、当日に合格証書も届いて「あぁ、よかった。でも、本当かな?」と3日間くらい思っていました。でも、先日、税理士登録のため税理士会に問い合わせて登録の手引き等が一式届いて、「いよいよ税理士になれるんだな」って思いました。

Q3.大変だった時と乗り越えた方法は?

始めた時が大学生で、社会人になってから勉強できる時間がぐっと減ったし、日中仕事して夜は体力が残ってないし、勉強の質が落ちていました。その時がしんどくて、それを乗り越えたのは「気合い」です。仕事があるので朝しようと思って、朝できるだけ勉強して仕事行く、という風に勉強する時間をずらしたりしていました。朝起きたらスイッチ入れて頭が元気なうちに勉強して、仕事の昼休みに理論を覚えて、夜はスイッチ切ってという風にしていました。

Q4.働きながらの学習で取り入れたことは?

効率を考えるようになりました。1個1個やっていたら時間がないから、まず問題といて分からなかったらテキストを見るとか。学生の頃はテキストばっかり見ていたけど、それだと分かっているところも読んじゃったりしているので、まず問題を解くようにして、変わっていったと思います。
 
 

Q5.毎日勉強していた?

仕事をしている平日は朝勉強して、足りなければ夜にしていました。土日はゼロか100で、ずっと寝ているかずっと勉強しているかで、自分の体調を優先でやっていました。あと西村先生が土日どっちかは休んでいいとおっしゃってくれたので、気兼ねなく休んでいました。簿財をやっているときにテキストを読んでいて、何も覚えていないことがあって、これはダメだと思って、それからは勉強は事前に何をするかは特に決めず、したい時に集中してやっていました。

Q6.学習スタイルは?

簿財を勉強している時ですが、やる気がない時にテキストを読んでいて、結果何も覚えていない日があって、これはダメだと思って、それからは気の向くままにやろうと決めました。毎回同じことをやっていたら飽きちゃうので勉強は事前に何をするかは特に決めず、したい時に集中してやって、そのスタイルが好きでした。
 

Q7.大原講師とのエピソードは?

1年目の簿記論を勉強している時、担当だった前田先生は優しくて丁寧に教えてくださる先生でした。でも社会人になって模試の成績がガクっと下がって、そんな時に前田先生から電話がかかってきて「今のままじゃダメだよ」とピリッと言われました。その時にスイッチが切り替わりました。そこでビシっと言ってくださったのがずっと響いてて、税理士になるまで忘れられなくて、ずっと緊張感を持って勉強してこれたなって思います。

Q8.大原のイチオシポイントは?

先生方がすごい親身になって授業とか相談とかしてくださるので、勉強スタイルとかも2回くらい西村先生に相談させていただいて、軌道修正できたりとか、本当に大原の先生の言うとおりに、言われたことをしていれば5科目取れました。
 
 

Q9.資格を取る前と後で変わったと思うことは?

仕事に集中できることです。受験中は仕事で気になることがある時に、必要な分だけ調べていましたが、これからは深堀できるなと、民法とかも勉強してみたいですし、受験とは関係ない勉強もできることが嬉しいです。

Q10.税理士の仕事のやりがいや魅力は?

「ありがとう」と言われることが多いです。お客様や社長の方に色々提案して、ありがとうと言っていただけるのは、やみつきです。企業の経理だと内部だけで終わって外部の方との接点がなかったと思います。

官報合格おめでとうございます!

官報合格者:大村 春佳 様(税理士法人アイユーコンサルティング 勤務)

働きながら3年5科目ストレート合格。偉業を成し遂げた大村さん、休まず通学しいつも頑張っていた姿を忘れません。
インタビューにご協力いただきありがとうございました。
今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

資格の大原 福岡校 税理士講座職員一同

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