「資格の大原」現役講師に聞いた!

いま、取得するべき資格
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有効回答数:
172件(複数回答あり、2019年7月実施)

今後10年で
需要が伸びそうな資格は?

現代社会はめまぐるしい速さで変化しています。それは資格を取り巻く環境も同じこと。社会情勢が変われば、法律や制度も変化することになります。そんな移り変わりの激しい時代、できれば今後も需要がある資格を取得しておきたいものですよね。資格のプロがこの先10年を見据えて、需要が伸びるであろう資格をピックアップしました。

1
介護福祉士
介護福祉士
介護福祉士は、介護における最高峰の国家資格であり、資格取得者以外は「介護福祉士」を名乗ることはできません。介護福祉士は、的確な専門知識や技術を伝えるチームの「リーダー」的存在です。高齢化社会が加速度的に進むなか、介護サービスに対するニーズは日増しに高まっており、質の高いサービスを提供できる専門的な知識と技術を持った介護福祉士の需要がさらに高まることは明白と言えるでしょう。
2
日本語教師
日本語教師
日本語教師として採用されるには、「日本語教育能力検定試験」に合格するか、「日本語教師養成420時間講座」の修了が半ば必須条件となります。日本語教師の活躍の場は日本国内だけでなく、海外の日本語学校や教育機関、現地の日本企業など、海外で教える機会も多く、国際交流が活発になる昨今、日本語教師の活躍の場はさらに高まっていくでしょう。
3
ケアマネージャー
(介護支援専門員)
ケアマネージャー(介護支援専門員)
ケアマネージャー(介護支援専門員)は、介護サービスの利用者と提供者を繋ぐパイプ役として、ケアプランの作成や調整を行います。ケアマネージャーになるためには、一定の受験資格を持った者が「ケアマネージャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)」を受験し合格する必要があります。超高齢化が進む日本において、今後ますます需要が高くなり、活躍の場が広がっていく職業のひとつです。

超高齢社会を迎える日本にとって重要な問題である、福祉や医療に関わる資格が多くランクインする形となりました。そのほかランク外の資格では、新基準の公会計に対応した「発生主義・複式簿記」の知識が身につく『地方公会計』、農業経営に必要な帳簿作成の技術をはじめ、日本の農業が直面する課題についての知識を得られる『農業簿記』も注目されつつあります。