「資格の大原」現役講師に聞いた!

いま、取得するべき資格
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有効回答数:
172件(複数回答あり、2019年7月実施)

グローバルに
活躍できそうな資格は?

海外旅行が一般的となり、国と国との距離がとても近くなった今、とくにビジネスの世界ではグローバル化の波は速く、「国境がなくなってきている」とも言われています。そんな時代、グローバルに活躍するために必要な資格とはどんなものなのでしょうか。グローバル時代に持っておきたい資格をご紹介します。

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TOEIC®
TOEIC
TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語を母語としない人たちを対象とした国際的なテストです。「聞く」「読む」「話す」「書く」の4つの観点から、受験者の英語によるコミュニケーション能力を判定します。大学入学試験の英語試験免除の要件や、推薦入試の出願条件、企業への就職や転職・昇進・昇格の際の判定基準に採用されるなど、学生から社会人まで幅広い用途に活用されています。
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U.S.CPA(米国公認会計士)
U.S.CPA(米国公認会計士)
U.S.CPA(米国公認会計士)は「U.S. Certified Public Accountant」の略です。アメリカ各州が認定する公認会計士の資格で、州ごとに取得・登録することができます。会計分野だけではなく、仕事に役立つ、ハイレベルなビジネススキルの証であり、世界中でもっとも高い評価を得ている会計・ビジネス分野の資格のひとつです。アメリカだけではなく、日本を含むアジア諸国や、その他世界中の国々が、活躍の場です。会計系の仕事以外にも、経営戦略系の部門、コンサルティングの分野など、様々な分野でその知識を活かすことができます。英語で行われる試験ですので、確かなビジネス英語力の証明にもなります。
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公認会計士
公認会計士
監査と会計の専門家として、財務情報の信頼性を保証する「資本市場の番人」として社会的に重要な使命を担っています。公認会計士は、日本で「三大国家資格」のひとつとして数えられるほど信用度が高く、医師や弁護士と並ぶステータスを誇ります。株式市場に上場している企業は会計監査を受けることが法律で義務づけられており、監査業務を独占的に行う公認会計士は、それだけ需要の高い仕事と言えます。

1位は、グローバル社会で活躍するためには欠かせない英語力をはかる『TOEIC®』でした。2位の『U.S.CPA』は、2011年以降日本の会場でも受験可能となったことで、グローバル社会の需要と相まって日本人の受験者は増加傾向にあります。また3位には、『公認会計士』がランクインしています。海外に赴任して現地の日系企業などを相手に仕事をします。日本からの出向のほか、現地で直接就職するなど海外進出のルートは様々ですが、「英語(外国語)・会計」の複合スキルで活躍することが期待されます。